【大森駅の小児マウスピース】口呼吸は歯並びに影響する?予防矯正ですこやかな成長を
【小児矯正 】

「子どもがいつも口をぽかんと開けている」「口で呼吸していることが多い」など、お子さまの口呼吸が気になったことはありませんか。
口呼吸をしていると、舌の位置や歯並び、お口周りの筋肉の使い方に影響が及ぶことがあります。
口呼吸の原因は、お一人お一人によって異なります。
そのため、お子さまのお口の状態だけでなく、呼吸や舌の位置、食べ方、姿勢などを含めて確認することが大切です。
ここでは、口呼吸が歯並びに影響する理由や、小児マウスピースを用いた予防矯正の考え方、ご家庭でできる対策についてお話しします。
Contents
口呼吸は歯並びに影響することがある

呼吸の仕方とお口の発達には関係があります。
特に、お子さまの場合は、呼吸が顎や歯だけでなく、舌や唇、頬などのお口周りの機能に影響を及ぼす可能性があります。
鼻呼吸と口呼吸の違い
呼吸には、鼻から空気を取り込んで呼吸する「鼻呼吸」と口から空気を取り込む「口呼吸」があります。
鼻呼吸が基本ですが、鼻づまりなどによって鼻で呼吸しにくい状態が続いたり、口を開けて呼吸することが習慣になったりすると、「口呼吸」が習慣になってしまうことがあります。
運動をしたときや鼻が一時的に詰まっているときなどには、口から呼吸することもありますが、日常的に口が開いている状態が続き、口呼吸が習慣化している場合には注意が必要です。
お子さまの場合は、ご自身では口呼吸をしていることに気がついていないことも少なくありません。
ご家族が日常生活や睡眠中の様子を観察することで、早めに気づくきっかけになります。
日常的に、次のような様子があれば口呼吸をしている可能性があります。
✔普段から口がぽかんと開いている
✔テレビを見ているときなど、口が開いたままになっている
✔寝ているときに口が開いている
✔鼻づまりがないときでも口で息をしていることが多い
✔食事中に口を開けたまま噛んでいることがある
✔舌が下の前歯の裏側付近にあることが多い
このような症状がすべて口呼吸が原因で起こるとは限りませんが、当てはまる場合には、お子さまのお口や呼吸の状態について、歯科で確認してみるのがおすすめです。
口呼吸をしている子どもにみられる特徴
ある調査では、保育園の年長児の22.8%の子どもが口呼吸をしている可能性が高いことがわかりました。
口呼吸が疑われる子どもには、
・鼻や喉の病気の既往が多い
・口や唇が乾燥している
・唇にしまりがない
・上唇がめくれている
といった特徴がありました。
また、
・風邪をひきやすい
・聞き返すことが多い
・食べ物をうまく噛んだり飲み込んだりできない
・猫背になりやすい
といった全身の健康や日常生活への影響なども報告されています。
さらに、前歯のかみ合わせが正常である割合が低いこともわかっていて、口呼吸は歯並びやかみ合わせに影響を及ぼす可能性があります。
参考:J-STAGE_小児歯科学雑誌41巻(2003)1号「小児の口呼吸に関する実態調査」より >
口呼吸が歯並びに影響する理由
口呼吸が習慣になっていると、舌の位置やお口周りの筋肉の使い方、飲み込み方などに変化が生じ、歯並びに影響することがあります。
舌の位置が低くなりやすいから
舌は、安静にしているときに上顎側に位置していることが理想とされています。
舌先は上の前歯の少し後ろあたりにあり、舌全体が上顎に触れている状態が基本です。
舌が上顎にあることで、舌と唇、頬などのお口周りの筋肉がバランスよく働きます。
一方、口呼吸が習慣になっていると、口を開けた状態になりやすく、それに伴って舌の位置も低くなりやすい傾向があります。
お口周りの筋肉のバランスが変化するから
歯は、舌や唇、頬などから受ける力の影響を受けています。
口呼吸によって口が開いた状態が続くと、舌が低い位置になったり、唇を閉じる力が十分に使われなかったりすることがあります。
その結果、舌と唇、頬などが歯列に与える力のバランスが変化し、顎の発育や歯が並ぶスペースに影響する場合があるのです。
ただし、歯並びは遺伝的な要素や歯の大きさ、顎の骨格など、さまざまな要因によって決まります。
「口呼吸をしているから歯並びが悪くなる」と単純に考えるのではなく、お子さまのお口全体の状態を確認することが大切です。
口呼吸の改善に効果的な「小児予防矯正」とは

口呼吸や舌の位置、お口周りの筋肉の使い方などを整える方法の一つが「小児予防矯正」です。
成長期のお子さまを対象に、歯並びだけでなく、舌や唇、お口周りの筋肉、呼吸、飲み込み方など、お口の機能にも目を向けながら、すこやかな発育をサポートします。
一般的な矯正治療では、矯正装置によって歯に力を加えて動かし歯並びを整えることをおもな目的としていますが、小児予防矯正では、お口の成長を活かしながら、歯並びの土台やお口の機能を整えることをめざすのが特徴です。
小児予防矯正は、顎の成長を利用して骨格を整えるため、治療を始めるタイミングには限りがあります。
開始時期には個人差がありますが、3歳以降から8歳くらいまでに検討すると、効果が得られやすい場合があります。
小児予防矯正では、マウスピース型の矯正装置を使用するのが基本です。
マウスピースをお口に装着することで、お口周りの筋肉や舌の動きを整えて、お口の機能を改善していきます。
ほかにも、お子さまのお口の状態に合わせて、
・舌を適切な位置に置く
・唇を閉じる
・適切な飲み込み方を身につける
といった練習やトレーニングを行います。
ただし、予防矯正を行えば、歯並びが整って、将来的に必ず矯正治療が不要になるというわけではありません。
歯の大きさや骨格などによっては、本格的な矯正治療が必要になる場合もあります。
マウスピースはやわらかい素材でできており、就寝時や日中の決められた時間に装着します。
取り外しができるため、学校生活や食事の時間にも支障が出にくい点も大きな特徴です。
ただし、装着時間が短かったり、適切に装着できていなかったりすると、計画通りに治療が進まないことがあります。
予防矯正を行うことのメリット

小児予防矯正を行うことで、次のようなメリットが期待できます。
歯並びを早い段階から確認できる
乳歯の時期には「まだ永久歯が生えていないから、歯並びを気にしなくてもよい」と考える方もいらっしゃるでしょう。
実際に、子どもの成長には個人差があり、成長とともに歯並びが変化することもあります。
けれども、乳歯の時期から歯並びや顎の成長を確認しておくことは、将来的な歯並びについて考えるきっかけになります。
すぐに治療が必要なのか、または、経過を見ながら成長を待つのか、お子さまの状態に合わせて判断することが大切です。
歯並びの土台を整える
小児予防矯正では、顎の発育を活かしながら、永久歯が並ぶための土台を整えます。
歯が並ぶためのスペースを確保できれば、将来の矯正治療で抜歯が必要となるリスクを抑えられる可能性もあります。
成長期からお口の状態を確認し、歯並びの乱れにつながる要因に早めに対応することで、将来の矯正治療が必要になった場合でも、治療の負担を軽減できる可能性があります。
お口の機能を改善できる
小児予防矯正では、歯並びだけでなく、舌や唇、頬などのお口周りの筋肉が適切に働いているかを確認しながら進めます。
・口呼吸をしている
・口が開いたままになっている
といった場合は、歯並びだけでなくお口の機能に影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
必要に応じて、改善に向けたトレーニングを行うことで、お口の機能を高め、本来の状態で使えるようになることをめざします。
適切な舌の位置を意識できる
普段あまり意識することがありませんが、舌は歯並びや発音、飲み込みなどに関わる重要な器官です。
口呼吸などによって舌が低い位置になっている場合は、歯並びに影響を及ぼす恐れがあるため、舌を適切な位置に置くことを意識することが大切です。
小児予防矯正では、舌だけに注目するのではなく、唇や頬なども含め、お口周りの筋肉をバランスよく使うことをめざします。
姿勢を見直すきっかけになる
口呼吸が習慣となり、お口がぽかんと開いていると、顎やお口周りの機能に影響が出る場合があります。
上顎が下がり、顎の位置が前にずれることも、その影響の一つです。顎のずれに伴って背骨が前に傾斜すると、猫背のような姿勢が崩れにつながる場合があります。
猫背や左右に偏りがある姿勢を続けていると、全身の筋肉や骨に左右差が出て歪みが生じることが起こるかもしれません。
全身の筋肉は顎を動かす筋肉とつながっており、筋肉のバランスが崩れることで、口呼吸、顎関節症などの原因となる場合があり、かみ合わせや歯並びにも悪影響が及ぶ恐れがあるのです。
お子さまの口呼吸が気になる方は当院にご相談ください

口呼吸は、単に呼吸の仕方だけの問題ではなく、舌の位置やお口周りの筋肉、飲み込み方、姿勢など、さまざまな要素と関係しています。
お口の機能や顎の骨が発達していく時期だからこそ、気になる変化があれば早めに確認することが大切です。
ご家庭では、普段から口がぽかんと開いていないか、寝ているときに口呼吸をしていないか、食事のときにしっかり噛めているかなどを観察しましょう。
鼻づまりが続いている場合は、耳鼻咽喉科への相談が必要になる場合もあります。
当院の小児予防矯正では、歯並びだけでなく、お口周りの機能や筋肉の使い方にも配慮し、すこやかな成長をサポートすることをめざしています。
小児予防矯正を始めるタイミングは、お子さまの成長スピードによって異なりますが、早めに診察を受けることで、状態に合わせた選択肢を検討しやすくなる可能性があるため、口呼吸や歯並びについて気になることがあれば、どうぞお気軽に当院へご相談ください。
※小児矯正治療は自由診療です。
※マウスピースの装着時間を守らなければ、計画通りに治療が進まない場合があります。
※小児矯正治療の流れ:カウンセリング・検査を行った上で、お一人お一人に合った治療計画をご提案します。ご納得いただいてから治療を開始します。










